1997年にJR大阪駅にて各方面への列車を撮影しました。
現在では姿を消してしまった特急「白鳥」や寝台特急「日本海」の姿を撮影することもできましたので今となって話かしい写真ばかりになりました。また、現在の大阪駅は大屋根がありますが、当時は空を遮るものがありませんでした。以前の方が開放感があり写真撮影にはピッタリでしたね。
各方面への特急列車と寝台特急「日本海」
485系『白鳥』
485系ボンネット車による特急「白鳥」です。
「白鳥」は大阪~青森という超ロングラン運用で片道何と13時間弱!通しで乗車される方は少なかったのでしょうね。時代の流れなのでしょうが現存しないのが残念です。
丁度この年に車両担当が新潟の上沼垂運転区から京都電車区へ変更されたようですね。上沼垂色の車両も撮影してみたかったです。
485系『スーパー雷鳥』
『スーパー雷鳥』は1989年に登場し、パノラマグリーン車に改造された先頭車が大きな特徴でした。
それまでの485系のイメージを大きく変え、北陸方面特急列車の主役として2001年まで活躍しました。
分割編成の先頭改造車も特徴的でしたね。『スーパー雷鳥』の運用終了後も『雷鳥』『しらさぎ』でその姿を見る事が出来ました。
681系『サンダーバード』
現在の北陸本線特急列車のエース『サンダーバード』に充当される681系です。
登場時、列車名は『スーパー雷鳥サンダーバード』と名乗っていました。北陸新幹線の金沢開業により681系の増備系列である683系の一部は289系に改造され、紀勢本線、山陰・福知山線系統の特急列車で活躍の場を移しています。681系自身に関しても、2024年度以降置き換えの計画が発表されています。
キハ65系『エーデル北近畿』
智頭急行HOT7000系
智頭急行HOT7000系『スーパーはくと』です。
HOT7000系は1994年12月の智頭急行線の開業により登場した特急形気動車です。型式名のHOTは兵庫、岡山、鳥取の頭文字と英語の熱いという意味をかけたと言われています。7000は当形式のエンジン出力が700psである事から付けられたとの事です。
寝台特急『日本海』
寝台特急『日本海』は、1968年~2012年まで運行されていた寝台特急列車です。
機関車は全区間で敦賀地域鉄道部のEF81形電気機関車が牽引していました。客車はJR東日本の青森車両センター所属の24系客車が担当していました。現在は臨時列車扱いとなっていますが、2013年以降運行の設定はされていません。
東海道本線(JR京都線・神戸線)の車両たち
懐かしの113系湘南色
113系の原型湘南色です。
当時最新鋭!223系1000番台の新快速
1995年から段階的に増備されている223系。
その後の2000番台の増備により221系からの置き換えが進みました。現在では新快速・快速運用で一大勢力を築いていますね。
201系
京阪神緩行線の201系はその後大阪環状線、大和路線、おおさか東線と活躍の場を移しました。
そんな201系ですが、2023年度には引退との発表がありましたね。
福知山線の車両を撮影
103系 カナリヤイエロー
福知山線における103系電車での運行は207系が増備される2003年まで行われていました。
関西地区では唯一のカナリアイエロー色を纏い活躍していました。
113系 福知山色
福知山線では113系も活躍していました。
後述の117系を置き換える形でも転入車も入るほどで当時一大勢力を築きましたが、晩年には221系に置き換えられました。現在はその役目を223系と225系が担っています。
117系 福知山色
新快速運用から外れていった117系は、その後福知山線に活躍の場を移していました。
アイボリーにグリーンの帯を巻いた姿は185系を彷彿とさせ、個人的には似合ってると思いました。その117系も『丹波路快速』の登場で221系に福知山線快速の主役の座を奪われてしまいます。2005年に発生した福知山線脱線事故後のATS-P整備により、ATS-P非搭載であった117系は福知山線を追われるかたちで他線区へ活躍の場を移していきました。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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